内定をいただいて喜びすぎる人は転職に失敗する傾向があります!
なぜ失敗するのでしょうか?
それは嬉しい気持ちが先行するあまり、視野が狭くなってしまうんです。
内定が嬉しいがあまり、他の選考を受けずに承諾をする方、とても多いです。
そこでストップをかけられるかどうかが転職成功の秘訣です。
転職を成功させるために、内定フェーズで何をすると良いかを
現役キャリアアドバイザーが解説します。
内定フェーズで喜びすぎる人の特徴
- なかなか内定が出ない人
- ゴールが明確でない人
- 「面接官の雰囲気」を重視しすぎる人
1、なかなか内定が出ない人
求職者の中には、なかなか内定が出ない人がいます。
例えば、
・希望条件が高い(年収100万円アップとか、フルリモ希望とか)
・コミュニケーションが苦手
といったケースです。
在職中の方なんかは、有給を消化しながら面接日程を調整したりするので、
なかなか選考通過をしないととてもストレスですよね?
そういった方は内定をいただくと、
「やっと自分を認めてくれる企業を見つけた!!」
と、すぐに承諾をしてしまう傾向にあります。ちょっと待って!!
2、ゴールが明確でない方
特に職種や業界についてまだ迷っている若手に多いです。
転職活動は平均1ヶ月半〜2ヶ月ほどかかりますが、
ゴールが明確でない方は転職活動の途中で方向性が変わってしまうんです。
最初は「スキルアップができる企業」と言っていたのに、
内定をいただいた際に、スキルアップができるか分からないのに、
「今より給与も上がるし、ここでいっか」となってしまうのです。
この決め方をしてしまうと、
「給与は上がったけど、結局スキルアップはできなかった、、、」
と再転職するパターンも多いです。
3、面接官の雰囲気を重視しすぎる人
これも若手の方に多いです。
「面接官の方の印象も良かったので内定承諾します。」
めちゃくちゃ多いです。
その決め方で新卒入社失敗したのを思い出してください!!!
面接官なんてほぼ皆さん印象が良いものです。
なぜなら印象が良い人を面接官にするから、、、
入社した後に一緒に働くのはパワハラ上司かもしれませんよ?
ストップストップ!!!
じゃあどうすれば失敗しないのか。
兎にも角にも、転職活動を開始する時に、
「今回は何を改善したくて転職をするのか」を明確にすることです。
忘れっぽい人は紙に書いておいて、内定承諾の前に見返してください。
転職活動は何か改善したいことがあるから始めたはずです。
※何も不満がなければ転職しないですよね?
・給与を上げたい
・スキルアップをしたい
・評価制度が明確な企業に行きたい
・残業を減らしたい
・若手が活躍できる企業に入りたい
上記が入り口で転職活動を始めたのに、
「内定もらえたから必要とされている気がする」
「単純に認められて嬉しい」
「面接官が優しかったから社員みんな優しそう」
と、出口が変わってしまうんです。
そうすると、「これ」を変えたくて転職をしたのに、
「これ」が変わっていないという現象が起きるんです。
まとめ
何事もそうだと思うんですが、
ゴールが見えていないのに闇雲に進んでも、
あんまりいいことないです。
糸口を見つけるために、
とりあえず何社か受けてみるならOKですが、
糸口を見つけた後、方向性の修正をすることなく内定承諾していませんか?
言い換えると、方向性が定まっていなくても内定が出るということは、
それだけ人が足りていない職場なのかもしれません。黄色信号ですね。
年功序列・終身雇用の崩壊とよく聞くようになりましたが、
かといって何回でも転職ができる訳ではありません。
不用意な転職はあなたのキャリアに傷をつけます。
一回一回改善したい点をはっきりさせて、
「なんとなく」ではなく、
目標を持って転職しましょう!
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