コロナの影響でリモートワークがずいぶん身近になりましたね。
私も求職者様と面談をしていて、コロナが5類に引き下げになった後にも、
「できればリモートワークをしたい。」というご希望をよく耳にします。
通勤ラッシュを避けられる等、魅力的な働き方ではありますが、
人によって合う・合わないがハッキリ分かれます。
私の考えでは、若手は出社した方が良いと思います。
今回はその理由をお話しします。
リモートワークのメリットとデメリット
▪️リモートワークのメリット
- 通勤ラッシュを避けられる
- 通勤時間を他のことに使える
- 睡眠時間が伸びる
- 食生活が整う
- 下半身パジャマで仕事できるw
通勤関係は圧倒的に楽になりますね。
私は片道30分ほどかけてオフィスに通勤していたので、一日1時間自由に使える時間が増えました。
出社の際に発生していた細かい準備(靴下を履いたり、後ろ頭まで髪の毛をセットしたり)という手間がなくなったので、
体感2時間くらい使える時間が増えたと思います。
出勤時は業務開始3時間前には起きていましたが、リモートの時は30分前でも間に合いました。
とても寝てました。w
それから、意外と食生活が整います。
休憩時間に自炊をしたり、残り物を食べて外食の頻度が減ったりします。
下半身パジャマで仕事できるのもすごく楽ですよ!
久々に出社する時にはスーツのウエストに注意です。
▪️リモートワークのデメリット
- ちょっとした質問をパッと聞けない
- サボる
- 運動不足になる
- 寂しい
業務をしていると細々した確認事項ってたくさんあると思います。
「これって納期いつでしたっけ?」「この資料ってどこに格納してましたっけ?」みたいな。
出社していると一瞬で解決することが、リモートだといちいち返信を待つことになります。
サボるかどうかは人によりますが、サボる人は本当にサボります。
工数換算で2時間分の仕事しかしてなくない?みたいな状況でピンチになった社員もいました。
自宅で全ての生活が完結するので、とても運動不足になります。
出社する時は1日8000歩くらい歩いていましたが、リモートの時は200歩でした。w
最後に重要な点ですが、たまにとても寂しくなります。
私の場合は仕事で求職者様とお話をしますが、「今日プライベートな話を全くしていない、、、」
みたいな日が続くと寂しくて精神が病んできます。
若手は出社した方が良い理由
私の会社でもリモートワークで若手層の生産性が落ちたことが問題になりました。
理由は前述したデメリットを若手の方が大きく受けてしまうからです。
特に新卒・第二新卒世代で、業務を全て独り立ちできていない層については、
周りに聞ける先輩もおらず、チャットしすぎるのも遠慮してしまったり、
(中にはチャットの返信が優しくない先輩もいますしね)
業務を進めるより、どう進めるかを悩んでいる時間が多くなってしまう傾向がありました。
一方で独り立ちをしている層については、
通勤時間を今まで手が届いていなかったスキルアップの時間にしたり、
睡眠不足解消でパフォーマンスが上がったりという、メリットを多く感じていました。
まとめ:不用意にリモートを希望するとキャリアアップの妨げになることも
私は第二新卒の転職を支援する機会も多いのですが、
「できればリモートがいいです。」というお声は本当に多いです。
ご家庭の事情等でやむを得ずということもあるかと思いますが、
特に事情がなければ、若手は出社をした方がむしろ働きやすいと思います。
(楽なのはリモートですが)
第二新卒枠でまだできることが多くない段階でリモートを希望してしまうと、
求人の選択肢が格段に減ってしまいます。
業務中に細やかなサポートや教育を受ける機会が減ってしまうため、
スキルアップも停滞してしまう懸念もあります。
業界・職種の経験を積んで、ある程度業務を1人で任せてもらえるようになって、
転職のタイミングがきた際に、リモート希望を出す方が、
給与面等を長期的に考えたときにメリットは大きいと思います。
まとめ:下半身パジャマで働くのは最高でした。
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