結論:逃げの転職は失敗する
逃げの転職とは、現職からとりあえず離れるために転職をすることです。
例えば、
・上司と馬が合わないから
・残業が多いから
・仕事がつまらないから
・評価されないから
といった例です。転職理由を聞いた時に上記の理由を挙げる方は非常に多いです!
では、逃げの転職はなぜ失敗するのでしょうか。
逃げの転職が失敗する理由
- 問題の解決になっていないから
例えば、「上司と馬が合わない」という理由のまま転職をスタートしたとして、
運よく転職できたとしても、次の上司と馬が合うとは限りません。
馬が合ったとしても部署異動や組織編成が変われば、また合わない上司に当たるかもしれません。
難しいのですが、この場合の解決策は「合わない上司ともある程度馬を合わせるスキルを身につける」ことです。 - そもそも内定が出ない
あなたが採用担当だとします。
面接で転職理由を聞くと、「上司と馬が合わないから。」と答えた方がいたとして、
採用したいと思うでしょうか?
上司と上手くやっていけない、懸念のある人材とみなされる可能性が高いです。 - 内定が出たとしても、あまりいい企業じゃない
少しキツイ言い方になるかもしれませんが、
「上司と馬が合わない」という理由でも内定が出たとします。
採用企業はあなたに何を期待して内定を出したのでしょうか?
十中八九、とりあえず人数が足りないから誰でも良いから採用した可能性が高いです。
採用が困窮している、人材が本当に足りない企業で離職率も高いカモしれないですね。
転職成功のコツは「攻め」と「守り」
攻めの転職とは:○○の業務をやるために転職する。将来○○を達成するために転職をする。
といった、やりたいことがハッキリしている転職です。ものすごく具体的でなくても良いです。
しかし、皆さんが皆さんやりたいことが明確ではないと思います。
その場合は守りを固めるのも私はアリだと思います。
守りの転職とは:○○の業務は避けたい。○○のような雰囲気の企業は避けたい。
といった、やりたくないことがハッキリしている転職です。
成功しやすいのは、①攻め、②守り、③逃げ の順です。
まとめ:逃げるな!攻めるか守ろう!
逃げの転職になってしまう人は、上司と合わないとかで、大きなストレスを抱えていることも多いです。
日々の業務に耐えることで精一杯!じっくり考える余裕もない。という人も実際いらっしゃいます。
ただ、ここで安易に逃げの転職をしても状況は改善しません。
それどころか、入社先企業が合わなかった場合には、
「短期離職」「スキル不足」「キャリア意識が弱い」
というレッテルを貼られ、書類選考すら通らなくなる方もいらっしゃいます。
本当に業務と転職活動の両立が難しければ、
退職後に集中して転職活動をする。でも私は良いと思います。
とにかく一度短期離職をしてしまうと、懸念を払拭するのは簡単ではないので、
何から始めていいか分からない場合は、キャリアアドバイザーに相談しましょう。
信頼できるキャリアアドバイザーが見つからない場合は私がお話を聞くので、コメントをください。
次回あたり雑記も書きたいなと思いつつ、転職について色々発信したいことがあります。
両方更新できたらいいのに!
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